Ricsung  story

【　約束　】

毎度、文章力ないくせにゴメンナサイ　Ｔ＿Ｔ


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[19回]

秘密の生活を始め、
流石にハウスキーパーを家に入れることができず、
休みの日はヘソンがせっせと掃除機をかけてくれる。

その間、俺は邪魔者扱い。

掃除機を持ったヘソンを予知して
部屋中大移動・・・・

ヘソンは今俺の部屋。

俺はキッチンに到着、
ヘソンの為にコーヒーを沸かす

掃除機の音が響く中、
パタンという
大きな音がし、
俺は慌てて自室へ行く。

「ヘソン、大丈夫か？」

机の横に佇むヘソンに近づき
とりあえず掃除機の電源を消す
さっきの音は、
ヘソンが掃除機を床に落としたのであろう。

「エリ、俺が出てくから。約束だろ？」
 

「何でお前が出て行くんだよ？」


「約束だったよな？、
この先好きなヤツが出来たら
残された方が家を出て行くって。
・・・思い出が辛いからって」


「待てよ、俺、浮気なんてしてないぜ？」

「別れる準備はいつでも出来てたんだ、
おまえと付き合うと決めた日から」

「だから、何で俺がヘソンと別れるんだ？」

「じゃー、ミニョンって誰だよ！」

「誰だよ？」

「しらばっくれるな！コレ何だよ！」

ヘソンは紙切れを
机に叩きつけた

”Hyesung　Mignon　”
走り書きした俺のメモ

「俺とこの女を比較すんなよな！」

「ヘソン、これは・・・」

「言い訳なんて聞きたくないから。
もう終わりにしよう」

説明しようにも、
ヘソンは後ずさりしながら
「もういいから」と、
全く聞こうとしない。

ベッドまで追い詰めると
行き場を無くしたヘソンが
尻餅をつくように座る

そして、長い足を瞬時に抱え、
コンパクトにうずくまり、
俺はその横にゆっくりと座る

「ヘソンってば、良く聞けよ？
”Mignon（ミニョン）”って
フランス語で”可愛い”って意味だぜ？
女の名前じゃない。
英語でも似たようなの使うだろ？
勝手に勘違いするなよ。
俺はお前が出ていくような事はしてないから。
そんなに俺を信用できない？」

”ううん”
と、俯いたまま頭を左右に動かす

「俺の愛が足りなかったか？
ごめんな、ヘソン。
顏あげて？ 」


また首を振るヘソン

「何でだよ？」

「勘違いが恥ずかしくて…」

「じゃー、キスもきないじゃん。
それともしない？」

もちろんヘソンはゆっくり顔をあげたけど、
目はつぶったまま。

その顔は俺を完全に誘っている。

俺はその邪魔な手を握り、
優しくキスをする

「ヘソン、お前が勝手に作った約束、
あの約束が果たされる事はないから
心配すんな。
（←イメージをおかりしてます）
「ヘソンは俺に女ができたら
案外すぐ切り替え出来るんだな？
俺はお前に女が出来ても、
すんなり手放したりできないけど？」

「俺だって！
どうしていいかわからなくて
約束を守らなきゃ
エリックに嫌われると思ったから…」

「バカだなっ。」

「でも、さっきは本当にびっくりした」

「ごめんな、
そうだ、今コーヒー淹れてるんだ、
飲むだろ？」

「お前がコーヒー淹れると、
苦いからな・・・」


「じゃーココで
俺の甘いフルコースを受ける？」





おしまい
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ありがとうございました♪

上海遠征や、空港での
リアルりくしょんに
ちょっとヤラれてまして、
ウズウズと何かしたくって、
ネタ帳から引っ張り出し
仕上げてみました。

ネタだけは沢山あるので、
またお付き合いくださいねヽ(^o^)丿




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