Ricsung  story

【　電話　】

毎度、文章力ないくせにゴメンナサイ　Ｔ＿Ｔ


Thank you for the visit.
If you like this contents ,
Please to comment.....
or please click.
「読んだよ」合図の
ポチっと頂けると幸いです＾＾
↓↓↓

[22回]

※今回画像ナシです



ヘソンと並んでＤＶＤを見ていた。
すると、
俺とヘソンを引き裂く電話のコール
瞬時に電話をとるヘソン

〈もしもーし、あ、うんうん、
いいよ、大丈夫、ＯＫ〉

そして電話は切れた。

「誰？」

「ジフン」

「・・・何の用？」っと、
言い終わる前にまたコール

〈うん、問題ないよ。じゃーな〉

電話はすごく短いけれど、
俺とヘソンの時間を邪魔する電話は
いい気分ではない。
しかも少し楽しげなトーン。

「今度は誰？」

「カンタ」

「何て？」

「別に・・・」

「なぁー、俺が電話する時って、
無視するのに、あいつ等の電話は速攻出てさー。
俺が電話する時も出ろよな」

「嫌だ。
お前はシナの打ち合わせで会うし、
同じ家に住んでるんだから、
仕事中、俺に用事って、
どーせ　ろくでもない話だろ？」

「俺だってヘソンと電話したい！」

「何　話すんだよ？」

「何でも！いつでもどこでも
ヘソンと繋がっていたい！」

ギロリとヘソンに睨まれる。
辛口が飛んでくるかとおもったら、
ヘソンの柔らかな唇が触れた。

「はぃ、繋がったー」

「え？」

「俺の電話は短いんだよ」

電話をキスに比喩？

「あ、電波が悪かったみたいで、
よく繋がらなかったケド？」

面倒くさそうな表情をしたものの、
またヘソンがキスをしてくれた

「ヘソナー、もっと」

「長電話はしない主義だから」

「いやぁ～、長電話で繋がるというより、
どちらかと言うと、深く繋がりたいんだけど？
その方がお前の声もよく聞けるし・・・」

「後でな」

正直ここからＤＶＤの内容なんて
どうでもよかった。

今夜は久々にヘソンがYES！

今すぐにでも押し倒したいけど、
ヘソンが楽しみにしてたDVDだし、
俺のタイミングで手を出したら
絶対機嫌を損ねてしまう。

いつ仕掛けようかと
タイミングを計る

映画もクライマックスを終え、
主人公が家族と再会し幸せそうなシーン。

よし今だ！
俺からヘソンに軽くキスをした時に
また電話が鳴った。

電話の向こうに
また愛想良く対応しながら、
ソファーを立つ。

その様子をずっと目で追っていると、
スマホを持っていない手で
電話をするジェスチャーを俺にしてきた。

とりあえず　”うん”　と首を縦に振ったものの、
一体何だ？

そして”パタン”という音と共に
ヘソンが扉の向こうへ消えた。

どこいった？

5分も経たないうちに
ヘソンが俺を呼んだ
携帯の向こう側から

 
「エリー、今から15分ぐらいなら
お前の話を聞いてやる」

「何の？」

「お前、俺と長電話したいんだろ？
15分やるから話せ」

「・・・」

「用がないなら切るぞ」

「ダメ！」
慌ててヘソンに話しかける
「ヘソン、お前今どこに居るんだ？」

「タクシー」

「ど・・・どこ行くんだよ！？」

「カンタ達と飲んでくるー」

「何でそうなるんだよ？
俺と繋がる話は？」

「エリ、こうして今繋がってるだろ？
俺から電話してやってんのに
何か文句でもあんのか？」

「・・・無いケド・・・」

「ほら、結局ろくでもない話しか無いじゃん。
切るぞ？」

「何時に戻る？」

「んーーーー、泊まってくるかも」

「そっか。気を付けてな」

「じゃーなー」

そして普段より少しだけ長い電話は切れた。

反論した所で結果は同じ、
泣く泣く了承した言葉しか言えなかった。

”泊まってくる”って何だよ。
カンタとジフンと飲むなら、
俺の友達でもあるわけだから、
何で誘わないんだよ！

カンタとジフンに挟まれたヘソンを想像する

何かヤダ。

嫉妬だとわかってる。
でも・・・
うん。よし、俺も飲む。

放電状態。

飲みながら、
さっき中途半端に鑑賞したDVDの後半を見た。

それから何時に寝たか覚えてないけど、
ふと目を覚ますと
背中にヘソンが張り付いて眠っていた。

いつの間に？

ちゃんと戻ってきて、
わざわざ俺のベッドに入ってくれたヘソンに
嬉しさが込み上げてくるヽ(^o^)丿

俺はこうしてヘソンに充電される。
時には圏外にされるけれど・・・Ｔ＿Ｔ
でも、今は充電満タン(*^_^*)

ヘソンを起こさないように
そっと向きを変え、
顔を見る。

男。
でも可愛い♪

ヘソンにキスをして
抱き寄せる。

俺のヘソン

大好き＾＾



おしまい♪


-------------------------------------------------


某　端末のＣＭで
「あなたともっと繋がっていたい」的な
フレーズがありまして、
腐女耳からこの言葉を聞くと、
妙にエロかったので、
即りくしょん変換し、
勢いで作ってみました＾＾

おバカですよねー

にもかかわらず、
お付き合い頂き、
ありがとうございましたヽ(^o^)丿


Thank you for the visit.
If you like this contents ,
Please to comment.....
or please click.
「読んだよ」合図の
ポチっと頂けると幸いです＾＾
↓↓↓