Ricsung story

【　ルーティーン　】


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[20回]

（ERIC）
最終オーディションの時だった。

廊下で順番待ちをしている
俺の隣のNo.19は
ずっと唇を噛み
貧乏ゆすりをしていた。

緊張で落ち着かないのだろう

俺はNo.19の頬にキスをした。

「何すんだよ！！！」

「貧乏ゆすり、止まったな」

「はぁ？？？！」

No.19は怒っていたけれど、
ため息まじりに小さく笑った

直後、No.19は呼ばれ
ゆっくりと立ち上がると
「ありがとー」と呟いて
オーディション部屋へ入った




それから・・・

合格メンバーで神話を結成する事となり、
No.19がシンヘソンという名前だとわかった。

”チュッ”

「大丈夫か？」

楽屋で。
ステージ袖で。

ヘソンが緊張している時はいつもキスをする。
俺はヘソンにキスをしないと気分が上がらない。

これが俺達のルーティーン

ただ…ステージ上だと

「バカエリック！」と怒鳴られる(・_・;)

人に見られるのは恥ずかしいようだが…




なぁヘソン、
昨夜のキスはルーティーンじゃない

お前も分かったハズだ















ひと目惚れから始まった俺の恋、
そろそろ気付いてくれないか…？


おしまい
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読んで頂きありがとうございます。
少し前のラグビーブームで
「ルーティーン」という言葉を聞いてから、
このお話ができました。

生ＲＳ不足デスＴＴ
エリ、ドラマで疲れきってると思うけど、
たまにはVAPPを撮って
ヘソンをチラっと出してくれないかなー♥



ひとつ前のお話
【　変身　】


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