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ヘソンとエリクに萌え萌え妄想★Fiction Blog
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Ricsung Long story

【 キヲク③_Final 】

ひよちゃん原作/mong妄想脚色しすぎのRS合作小説


このお話は全てフィクションです。
BL等が苦手な方は予めご遠慮ください。
また突起な表現もございます。
ご理解頂ける方のみお読みください。
予め但し書きをしておりますので、
クレーム等はお控え頂けると幸いです。

拍手[52回]


これまでのお話はコチラから



【9】-------------------------------------------------------

ヨンベがミヌに連絡をとり、
エリックはヘソンと同じ病院に運ばせていた。

   *

「ヘソン、信じないかもしれないけど、
俺、お前との記憶が無くなってたんだ。
でもな…頭を強打して目が覚めた時、
心配そうに俺を見つめるお前を見て一目惚れしたんだ。
おかしいだろ?
俺は何度もヘソンに恋をするらしい…」

「ヘソン、ホントにごめんな」
ヘソンはじっと床を見つめ静かに聞いていた。

「ヘソン、俺とまた一緒になってくれないか?」

「無理…」
か細い声だったが否定されたのは明確だった

「そうだなっ、ヘソンをこんなに追い詰めたのは俺だもんな」
「違う…俺達元々別れてない…」
「いいのか?」
頷くヘソン
エリックがベッドから腰を上げ、
ヘソンの正面に立った
「ヘソン、こっち見て?」
ゆっくりと顏を上げ、エリックと視線を合わせる
 
エリックは「ありがと」そう言って
優しく微笑みながらキスに誘導した瞬間、
ヘソンが体を反らした
「ダメか?」
「ミヌが見てるから…」
エリックが対面のベッドに目を移すと
ベッドに胡坐をかき、肘をついて
こちらを眺めているミヌがいた。
「お構いなくどうぞ??」
「ヘソン、構わないって言ってるぞ?」
「ヤだよっ」

「お前ら、そーゆー関係だったのか…」
ミヌはヒョイとベッドから降り、
「二人共目覚めたってセンセーに行ってくる」と出て行った。
「すぐ戻ってくるからな!」と言い残して。


【10】-------------------------------------------------------

「ヘソン、退院したら一緒に新しいベッドを
買いに行こうぜ?」
「うん」
「どんなベッドにするか?」
「エリックとなら…小さい…ベッド…がいいな…」

  *

ヘソンより早く退院したエリックは
彼を迎え入れる準備をした。

   *

退院日
黒づくめのヘソンを乗せた車は郊外へと向かう。
「ヘソン、気分悪くないか?」
「あぁ」
ビル群から離れた頃、
ヘソンは帽子にサングラス、そしてマスクを外した。
「行き先を聞かないのか?」
「エリックとだったらどこでもいい」
ちらりとヘソンの横顔を確認する
気配に気づいたヘソンもエリックを見た
「ベッドを買いに行くんだろ?」
「なんでわかるんだよ!!!」
「退院したら行くって言ってたし」
「そうだな…」
赤信号、煙草に火を付けたエリックは一口吸って
ヘソンに渡した。

一つ山を越えた所に有名な家具の街がある。
2人は納得のいくベッドに出会うまで何件も回った

夜、2人のマンションが共有する地下駐車場
「到着」
そういってエリックはエンジンを切った
「歩けるか?」
降りようとしないヘソンに話しかける
俯いたままのヘソンがため息まじりに呟いた
「今日泊めてもらっていいか?」
「俺はそのつもりだけど?」
「ありがとう」
ヘソンが安心した表情をみせた。

登りのエレベーター
壁にもたれかかるヘソン
フロアを示す数字が上がっていくのを見つめながら
エリックが口を開いた。
「ヘソン、俺、お前に言わないといけない事がある」
「何?」
「部屋で話すよ」

エリックに続いてヘソンがエレベーターをおりた

「お邪魔します」

違う棟の構図が同じ部屋の二人。
ヘソンにとって通いなれた部屋とあって
リビングまでの廊下は何も違和感なく通り過ぎた。

「何?…これ…」
明かりのついたリビングは
ヘソンの部屋そのものだった
「ヘソンごめん。お前の部屋を引っ越した」
「エリの物は?」
「まとめたらクローゼット部屋に収まったんだよ」
笑いながらヘソンの荷物をおろすエリック
「これが告白ごと?」
「あぁ。怒るなよ?」
「もうあの部屋には帰りたくなかったから…」
「そうか。じゃー良かった。
ヘソン、今日から“ただいま“って言えよ?」
「ただいま、エリ」
「おかえり」

  *

数日後、新しいベッドがやってきた
左手の自由がきかないヘソンにかわり
エリックが真っ白のシーツを敷き、
枕を配置する
「ヘソン、寝てみろよ」
ゆっくりと腰をかけ、横になるヘソン
「やっぱりこのベッドにしてよかった」
「じゃー俺も!ヘソン、もう少し向こう行けよ」
ヘソンはパタンとうつ伏せになり

 エリックも横に並んだ
「柔らかすぎないこのスプリングが良いな」
「だろ?でもエリックの匂いがしない」
「何だよ、俺がいるからいいだろ!!」
「エリ、自分の匂いに嫉妬してんのか?」
大笑いするヘソンを見て、エリックは安心した

   *

ヘソンの手首を覆っているものが全て外された日の夜
エリックが寝室へ行くと、
ヘソンがベッドサイドで傷口を見つめていた。
「痛むか?」
その声にハッと気づくヘソン
「少し…」
「見せてみろよ」
床に座り、差し出されたヘソンの左手首に手を添えた。
脈を打つ手首のすぐ側を横長に赤い傷がはしる
しばらく見つめていたエリックは
その場所に顔を近付け、ペロっと舐めた
「何?」
驚いたヘソンは思わず手を引いたが、
エリックはそれを許さなかった。
そして、今度はゆっくりと優しく
愛おしむように傷跡に舌を這わせる。

「エリガァ…」
甘い声を出すヘソン
「何?」
その行為は止まらない
「変態ッ」
「傷口で感じるヘソンの方がもっと変態じゃないか?」
「パボっ」
「今日からまたヘソンを抱くからな」
回答が無いのが答えだった


【11_エピローグ】-------------------------------------------------------

~その年の夏~

「ヘソン、今日も眠れないのか?」
エリックの腕の中でついた小さなため息が
彼を起こした。
「あ、悪いっ」
「何考えてんだ?言ってみろよ」
「今回のコト、
もし逆だったらって考えると、怖くて眠れないんだ」
「ヘソンが記憶喪失で、俺が居なくなるってコトか?」
「あぁ」
「言っただろ?俺は愛する人を残したりしないって」
「でも、もし俺がお前の事を思い出さなかったら…」
「大丈夫、ヘソンはまた俺を好きになる」
「何だよ、その過剰な自信は!」
「他の奴を好きになるつもりか?」
「違ッ」
「それに…」
エリックはヘソンの左手首を握った
「お前のココには俺達の愛の証しが刻まれているだろ?」
その言葉にヘソンは最愛者がエリックで良かったと
改めて思った。

「それよりさーヘソン」
「何?」
「俺ずっと考えてたんだけど、今回の件、
お前がふざけて無ければ、
あんな事故は起こらなかったよな?
ジニと何やってたんだ?」
「ジニが急にキスしてきたらパンチしたら、
ジニが怒って追いかけてきたんだよ」
「はぁー?って事はジニが原因か?!
アイツ、締めないといけないなッ」
「俺の可愛いベビーバードに手を出すなよー」
「しつけも必要なんだよッ」
「ダメだったら!もう一緒に寝てやらない」
「は?」
「このベッド狭いし、お前暑いし、向こうに行け!!!」
「俺がどくの?何でだよ~~。ヘソン言ったんじゃん
“ ❤…エリクとなら小さいベッドがいい ❤”って甘えながら」
「///////うるさい!うるさい!うるさーーーーーい!
お前はソファーで寝ッーー!」
エリックはヘソンの口を塞ぎ、衣服に手を差し入れた。
こんな時のヘソンをどうシフトするか、
エリックは知り尽くしている。
「じゃーもう…こんな事できなくてもいいのか?」
水音と共に注がれるエリックの言葉と快感
「…ンッ…」
「俺はヘソンとこのベッドでするの、気に入ってるけど?」
囁くような甘い声は、ヘソンの体を震撼させる。
熱を帯びたヘソンの瞳がエリックを睨んだ。
「今日まではベッド、使わせてやる」
そう言ってエリックの口を塞いだ




おしまい




あとがき---------------------------------------------

こんばんは。ひよもんコラボのひよりです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

今回の小説のきっかけは何気に思いついた妄想が
どんどん膨らみすぎた為、
もんちゃんに「こんなお話浮かんだよ~」と
文章にして送ったのがきっかけでした。

いつも100%の愛情でヘソンを包み込んでいたエリ。
それを当たり前のように心地よく思っていたヘソン。

そんなあたりまえの日常から「エリ本人」ではなく
エリの「自分への愛情」が
消えてしまった現実をヘソンは受け入れられるのか?

自分を愛していないエリが目の前にいる。
メンバーとして自分に微笑みかける。

そんなヘソンの切ない気持ちを考えるだけで
自分でも何度涙したことか(笑)

とにかく文章を書く能力がかなり欠如している私が
ほぼ箇条書きに近い状態でもんちゃんに丸投げwww

そこにもんちゃんが体脂肪率50%かよってくらいに
分厚く肉付けしてくれました。

内容に合わせて2人で画像を選んだり、
加工したりホント楽しかったです。
タイトルが最後の最後まで決まらなかったんですよw

やっと皆様に読んでいただけるようになると
「楽しみにしています」「続きが早く読みたいです」と
嬉しいお返事を頂きとても嬉しかったです。

とうとう完結してしまいましたが、いかがでしたか?
もしよければ感想など頂けると嬉しいです。
5日間本当にありがとうございました。

ひよもんのひよこと ひより でした^^

---------------------------------------------------

ブログの住人 mongです。

今回はhiyoちゃんの衝撃的な妄想の原作をベースに
妄想が妄想を呼び、増々暴走!!
文才無いながら、長編になってしまいました(・_・;)
実はこれでも減らしたんですょ。笑

ヘソンの衝撃的なシーンの描写、hiyoちゃんの原作を
ほぼそのまま使わせてもらいました。
前後に文章と付け、読み返しては同じ個所でウルっとくる。
我ながら妄想バカップリに苦笑しました(笑

エリックが大好きだけど素直じゃないヘソン。
素直じゃないヘソンを丸ごと大好きなエリック。
山あり谷ありのRS。
今回はちょっと谷が深かったけど、
絆が深くなったハッピーエンドで満足です^^

珍しく表紙絵にもこだわってみました♪

   ←これが萌える^^笑

今回は長々と読んで頂き、ありがとうございました!
最後にhiyoちゃん、
コラボ相手に選んでくれてありがとう!
また文章に画像にコラボして遊ぼうね!!
皆様もまたお付き合いくださいヽ(^o^)丿

mong 20151220


ひとつ前のお話
【 冬だから? 】

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>hesona ssi

あんにょん♥
コメントありがとうございます!
RS好きに読んで頂けたのが
すんごく嬉しいです!
mong 2016/03/06(Sun)20:06:14 編集
プロフィール



HN:
Mong
性別:
非公開
自己紹介:
I love Hyesung.
I love Ricsung.
I love Eric.
I love Shinhwa.

I like the image processing.

I waiting for ur comment!
ぜひ感想聞かせてください♪
せめて足跡だけでも…(^_^)
나는 당신의 감상을 기다리고 있습니다.
我等着你的意见。
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I made remix song(^_-)-☆.
Please listen!
You can download

신승훈 - 미소속에 비친 그대


Great Song Battle - Shin Hyesung_MIX


Midnight_Girl_deep_sea_remix!!!


아무리 생각해도 난 너를
(いくら考えても僕は君を)
Hyesung remix


Chicken Mani Remix Version(46s)



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