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ヘソンとエリクに萌え萌え妄想★Fiction Blog
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Ricsung  story


【 Beauty Princess 
「チョンジン王子の企み」




毎度、文章力ないくせにゴメンナサイ T_T


※拍手コメ、ありがとうございます。
ここのコメント欄にお返事しましたー^^


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拍手[52回]


このお話は「王子と執事の物語」の続編、3話目です

【 The Story of Prince and Butler 【1】
「王子と執事の物語」



【 Precocious love of princess 】【2】
「おませなお姫様」





----------------------------------------------------------------------------



物心ついた頃には
既にヘソンは俺のそばにいた。

俺のそば・・・?

いや、エリヒョンのそばに居た。

次男として生まれた俺は
常にエリヒョンの次という役回り。
王位継承の順番としては
間違っていない。

だから、
俺の考えとしては
子供ながらに
いつかヘソンは俺のそばに来ると思っていた。

でも、気づけばヘソンはエリヒョンの執事に。

それでも俺は、
次に俺の執事になると信じていた。

いつまで経っても
ヘソンは俺のそばに来てくれない。

小さいころは
どう表現したらいいのかわからなかったけど、
ヘソンをずっと好きだった。
いつから好きだったか思い出せない程前から。

伝えることのできない思い。

その反動なのか、
俺は周りの姫達と
気休めに遊んでいたが、
ある日その思いが爆発し、
ヘソンの前で、
エリヒョンに「ヘソンをくれ!」と言った。


俺の普段の性格のせいか、
案の定?
エリヒョンにはただのパフォーマンスにしか
みられず、簡単にあしらわれてしまったが、
もっと気の利いた告白をした方がよかったと、
何度も何度も後悔をした。

その後エリヒョンはドンワン姫と結婚したが、
未だにヘソンを離さない。

天性のキャラクターで
時々ヘソンに近づいてみるものの
エリヒョンがそれを許さない。

だからこそ、
1日、いや1時間でいいから、
ヘソンと一緒に居たいと思う。
俺だけのヘソンになって欲しいと願う。




チャンスは意外なところからやってきた。

朝食を済ませ、
ドンワン妃がエンディを連れて部屋を出た時、

入れ替わるように、
エリックの執事のヘソンと
ドンワンの執事のミヌが部屋へと入ってきた。


「ヘソン、食事は?」


「はぃ、今ミヌと頂いてきました」

「そうか、まーお前たちも座れよ」

「はぃ。ありがとうございます」

エリヒョンの正面に座るヘソン
 
へそんが腰かける様子を
エリヒョンはずっと見つめていた。


腰を下ろすと、へそンが話し始めた。

「チョンジン様、次の舞踏会では
パートナーも出席する事になっていますが、
どなたかお連れできる姫様はいらっしゃいますか?」


その問いにエリックが答える
「お前なら2~3人すぐ連れてこれるだろぉ~笑」


「ヒョン!何って事いうんだよ!

俺にだって選ぶ権利あるぜ!
今別に付き合ってる奴いないしーーー。
あ、姫と名がつくんなら
エンディ姫でも連れていこうかなー」


「何てコト言うんだよ!お前にエンディを貸すもんか!」


「冗談に決まってるだろ!!!」


「城の召使にドレスを着せて連れて行けばいいんじゃないか?」


「エリック様、その日は朝から城に誰も居なくなる
予定だったので、殆どの召使達に休暇を与えております。」


「そうか・・・」

「こちらで他の国からお姫様を
手配いたしましょうか?」


「俺、良い考えがあるんだけど!」

ジニの輝いた表情に
勢いよく却下するエリック。

「ろくな事考えてないだろ?却下だ。」

「エリック様、提案だけでも聞いてみては?」

ミヌがフォローする。

「さすがミヌ!」

ニヤリとするジニとは逆に
エリックが鋭い表情をする。

「ヘソンが姫に女装するんだよ」


「は??バッカじゃない?!!
何でそんな発想が出てくるんだよ!」


「バカな発想じゃないよ!
舞踏会ではみんながパートナーがいる中、
俺一人だったら、
ムン一族としても体裁悪いだろ?」


「確かにそうだが、何故ヘソンが?
ミヌでもいいだろ?」


その回答にミヌは即反応した。

「エリック様、ヘソンがダメでワタクシだったら良いと?」
 
「あはは。ミヌは普段好き勝手にしてるから、
たまにはいいんじゃないか?」

夜中ドンワン妃とこっそりあっているミヌ。
ヘソンは真面目な性格から、
夜会うことは一切なかった。
普段から不服に思うエリックはミヌに睨みをきかせた。


「いえ、ワタクシは少々体つきが良いので、
ヘソンの方がドレスが似合うかと思いますが?」

うまくかわすミヌ。

「だろ?ヘソンなら昔から知ってるし、
俺もエスコートもしやすいよ!!
な?エリヒョンいいだろ?」


「・・・城の体裁のためとはいえ・・・うーん」


「よし、決まり!

ヘソンには悪い思いをさせるけど、
よろしく頼むょ。
せっかくなのでハグをしても??」

「は、はぃ、チョンジン王子」

戸惑うヘソンに
俺は思いっきりハグをした。

大人になってから
初めてヘソンとハグをした。
この小さなハグでさえ、
俺はうれしかった。

ツキが俺を味方したかのように
朝のキラキラとした光が
俺とヘソンを包んでいた。

舞踏会はヘソンと二人きりの時間がある。
やっとヘソンに手が届く。
この貴重な時間でうまくやれば、
ヘソンを手に入れることができるかも!
俺の脳内は花開いていった。






舞踏会へ向かう馬車の中、
エリヒョンは随分と機嫌が悪い。

「ジニ、ヘソンに変な事するなよ?」

「え?変な事って何?」

「執事は舞踏会なんて慣れてないから、
無理させるなって事だよ!」

「へー、てっきりキスをするなって事かと思った」

「そんな事は当たりまだろ!!!
どこの誰が執事にキスなんてするんだよ!!」

「え?エリヒョン、ヘソンヒョンとしないの?」

「☆※◎×・・・す、するわけないだろ!」

シドロモドロなエリヒョン
随分と前・・・子供のころだけど、
エリヒョンはヘソンを捕まえてはポッポし、
それを横目に俺はうらやましく思っていた。

なんで俺にはヘソンのような執事はいないんだろうか?
どうしてもヘソンが欲しい。
女装しようが何でもいい。
今日はヘソンと一緒に居れる!
頑張らなければ・・・

この事で頭がいっぱいだ!
胸が高鳴っていった。

「な?ジニ、わかったか?」

エリヒョンが話しかけていたが、
全く耳に入らず、
ひとまず空返事をしておいた。








舞踏会会場となる隣の城へ到着。

男二人、馬車を降りワインレッドの絨毯を歩く。

エリヒョンは
俺から見てもかっこいい王様。
でも、俺だってそれなりに名は知れている。
遊び人で知れているというわけではない!!

自分で言うのもなんだけど、
それなりに人気はあるんだ。
だから姫君が俺たちに視線を向ける。

その視線はちらほら気になるものの、
エリヒョンは見向きもせず、
真っ直ぐ会場へ向かう。

「ジニ、ドンワン妃とヘソンはまだか?」
  

「まだみたいだね・・・」

ヘソンの準備に時間がかかるからと、
ドンワン妃と遅れてくるとのことだった。









俺は姫や王子仲間と歓談し
そわそわとヘソンの到着を待った。

少し離れた柱にもたれ、
エリヒョンは腕を組んで目をつぶっている。




しばらくすると
背後から感嘆の声が近づいてきた。

「何だ?」
通りかかった王子に尋ねた。

「すっご美人の姫が到着したらしいぞ」

彼女の歩く先には人の道が出来ていた。

姫と俺との間が一直線になった時、
伏し目がちに歩く姫の後ろに
ドンワン妃がいることに気付いた。


・・・・ってことは、姫に女装したヘソンか?

姫の顔を確認できる距離に来た時、
驚いた。

なんて綺麗なんだ!
執事のヘソンも男にしては
綺麗だと思っていたけれど、
まさかこんなに美しくなるとは・・・

ゆっくりと、
そして確実に近づいてくるヘソン。

俺はドキドキとしながら、その時を待った。

あと1m
俺はヘソンをエスコートするため、
白い手袋の右手をそっと前へ出した。

まさかこの手をすぐに
下ろすことになるとは知らずに・・・

そう、ヘソンは俺の横を通り過ぎて行ったんだ。
その瞬間はスローモーションのように。

今日のエスコートは俺だろ?
動けずにいる俺に
ドンワン妃が声をかけた。

「ジニ王子、今日はワタクシの
エスコートをして頂けますか?」
 

「え?」

そんな言葉しか発せないまま、
ヘソンを目で追う。

ヘソンの先には・・・

エリヒョンの前でヘソンが立ち止まる。
その気配にエリヒョンは目を開けるものの、
また目をつぶる。

どこかの姫がまた
興味本位で来たんだと、
きっとそう思ったに違いない。





気づいてもらえなかったヘソンは
急にエリックの袖口を引っ張り、来た道を歩き出した。

俺の横をエリヒョンと二人で。

ヘソンに引っ張られるエリヒョン

”姫に連れていかれる王様”は
客観的にはかなり滑稽だったと思う。
キョトンとしているエリヒョンの顔からして、
まだヘソンだと気付いてない。

俺は追いかけることもできず、
ただ二人を見送った。

ドンワン妃は
「城で急用ができたから、
王様と執事のヘソンには先に帰ってもらった」と、
そうフォローしてくれたが
実際はどうだか・・・。

この日、俺の口説き文句は
ヘソンの耳に届くことはなかったが、
ますますヘソンを愛してしまったように思う。

(ジニ編はここまで^^)   









「ねぇ、姫!ちょっと待って!
人違いをしてないか?」

城の出口付近でエリックが声をかけた。
急に立ち止まり、エリックの袖口から
そっと手を放す。

姫の背後から話しかけるエリ

「なぁお前、どこの城の奴だ?
何か問題でも抱えてるのか?」

エリックはドンワン妃との出会いを
思い出していた。

”クスっ”

姫が小さく笑った。

「何だょ」

「まだお気づきではないのですか?」

「え?」

振り向いた姫にエリックは目を見開いた。

「へ・・・ヘソン!」
 
「気持ち悪い・・・デスカ?」

「そんな事無い!!
綺麗だ!美人だ!俺のヘソンが大変身だな!
だけど・・・」

「何?」

「こんなに綺麗なヘソンをジニに貸したくない。
みんなに見せたくない!!」

そういって、思いっきりヘソン抱きしめた。

”ハハハハッ”
エリックの腕の中で急にヘソンが大笑いをした。

「何だよ」

「ドンワン妃の言うとおりですね」

「え?」

「ワタクシの女装が想像以上だったようで、
"きっと王様が見たら、城に速攻連れて帰るだろう"って
おっしゃっていました」
←(イェイ)

「もちろんだよ!帰るぞヘソン!」

「はぃ」

今度はエリックがヘソンの手を取った。

普段堂々と手を繋いで歩くことの出来ない二人。
ヘソンは、姫の容姿で違和感がないとはいえ、
絡み合う手。
握り締めるエリックに少し照れながら歩いた。

エリックは馬車ではなく、
馬にの背にまたがった。

「何で馬で帰るんですか?」

「この方が密着するだろ?」

「パボっ」

「ヘソン、来いよ」

そういってヘソンに手を伸ばし、
勢いよく引っ張り上げた。

「ヘソン姫、しっかり捕まっていてくださいょ!?」

「はぃ」

  







森を抜け、城が見えてきた。

「ヘソン、今晩は俺の部屋に泊まれ」

「それはワタクシがあなた好みの姫になっているからですか?」

「ヘソン、お前何を言ってんだ?

俺はお前が男でも女でも関係ないからな。
今日は城に誰も居ないんだろ?
妃もジニもミヌも帰りが遅い。
だから今日は解禁だ。
今晩は俺の部屋に来い」

ヘソンは
”YES”の意味で
エリックに回した腕に
ギュッと力を込めた。






しかしながら・・・

盛り上がっている二人。

城の中に
あの危険な愛娘がいることを
思い出す余裕はなかった。



おしまぃ


----------------------------------------

読んでくださって
ありがとうございました!!

ジナ視点で
王と執事の物語を書きたいと
思っていたけど、
ヘソンのヨジャ加工経由で
できるとは想定外でした。笑

それにしても美しい!!
  
髪の毛を隠してみて?
ヘソンンそのままだよねーーーー。

ぼかしたり、
頬紅つけたり、
笑顔にするため、唇の隅…口角をちょっとアップしてみたり、
目をキラキラ透明感ある黒目にしたり、
ツケマつけたりはしたよ。

でも大きくいじってないのに(???)
このクォリティ!

我ながらこのヨジャヘソンに
ほれぼれしてしまいました。笑


 

キャワィー!


読んだーよー!
ヘソンかわいい!
共感しますょ!!のしるしに
拍手ポチして頂けると幸いです^^
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無題
>チョ●タssi

ドンワン妃は...そうですね、
いいんです!笑
彼女は寛大な人の設定なので!
寛大だけど、ミヌには目が無い。笑
エンディ姫のブラックさは、
ほぼ登場してませんが、ここでも発揮!
大人の世界を覗き見しちゃう設定です。
もしかして・・・今夜も見ちゃう?
mong 2014/04/29(Tue)00:13:49 編集
無題
>サ●キssi
はじめましてー、あんにょん^^
とんでもない所に辿り着いてしまいましたね。笑
がっつりリクションBLですが、
大丈夫ですか?!笑
かなり長編でしたが、
読んでくださってうれしいです!
ありがとうございます。
かなり不定期なブログですが、
また遊びにきてくださいね。
mong 2014/04/29(Tue)00:16:08 編集
無題
>り●ssi

まぢでヘソンが綺麗すぎます。
作ってて、こんなに綺麗になってびっくり!

お城へ帰ってヘソンに飛びつきたいエリ。
城では何が起こるんでしょうね?
また妄想に入ってしまいます。笑
mong 2014/04/29(Tue)00:18:53 編集
無題
>チ●ssi

画像とお話が合うーーー!!
はいはーぃ
褒めていただけてものすごくうれしいです!
もーそういう会話をしているようにしか
見えない私。笑
ちょっとだけ続編を
作ろうと思いまーす
また遊びにきてね^^
mong 2014/04/29(Tue)21:13:48 編集
無題
>じ●●●●ssi

コマウォヨ~
mong 2014/08/29(Fri)18:29:02 編集
プロフィール



HN:
Mong
性別:
非公開
自己紹介:
I love Hyesung.
I love Ricsung.
I love Eric.
I love Shinhwa.

I like the image processing.

I waiting for ur comment!
ぜひ感想聞かせてください♪
せめて足跡だけでも…(^_^)
나는 당신의 감상을 기다리고 있습니다.
我等着你的意见。
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I made remix song(^_-)-☆.
Please listen!
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신승훈 - 미소속에 비친 그대


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아무리 생각해도 난 너를
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