Ricsung story

【　スーパーフード　】


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[20回]

ヘソンはソロ活動に入る前、
体を絞るため、自宅であらゆる努力をしていた。

そんな彼をいいことに、
エリックは風呂上がりのヘソンに声を掛けた

「ヘソン、今夜付き合おうか？」

「いや、俺断酒してるから遠慮しとく」

さらりと言い交わしたヘソンを捕まえ、

「違うよ、酒よりもっと酔えるヤツ」

エリックはヘソンの頬を包み
キスを送った

「俺」

「なッ！」

「俺に酔いしれながら、身体鍛える事しない？」

「バカか？」

「お前の為に言ってるんだ！
快楽と同時に鍛錬された身体を手に入れる事が出来る！」

「お前がやりたいだけだろ！！」

「身体、鍛えたいの？鍛えたくないの？」

嫌な聞き方だった
ヘソンはエリックを睨みつけたが、
エリックの誘導に素直に応え、
ベッドルームへと向かった。



翌朝…



ヘソンが朝食を食べていると、
エリックが起きてきた

「おはよー」

「おはよー。今日のヘソンはスッキリした顏してんな」

「そうか？」

「俺のお陰？」

「パボっ…お前も飯食うか？」

「いや、今はいい。
ヘソン、それ何？」

エリックは深めのガラス皿に入った
白いものを指さした

「ヨーグルトだけど？」

「違う、その上にかかってる粒」

「知らないのか？今流行りのスーパーフード」

「あ！チアシード？」

「そう、それ」

「喰うの？」

「そうだけど？」

「止めとけ！」

「何でダメなんだよ！！」

「・・・卵」

「え？」

「それ、水分吸ったらカエルの卵みたいになるだろ？」

「卵じゃない！シソの種だよ！」

「種が卵みたいになるじゃん！
ヘソンの中にいる昨日の俺Jr.と受精したら
俺がいっぱいできるわけだろ？
子供は嬉しいけど、
俺みたいなのが沢山できたら、
ヘソンにまとわりついて、
俺のヘソンが俺Jr.にとられて。。。
俺一人になるからダメだ！！」

百面相か？というくらいに
表情を変えながら妄想話を
一生懸命するエリックに
ヘソンは呆れつつも、
クスクスと笑いが止まらなかった

「俺、エリックの子供欲しいから食べる」

ヘソンはヨーグルトを手に取ると
エリックは急いで奪い取った

「ダメダメダメダメ！絶対ダメ！
俺が喰う！」

エリックは一気にヨーグルトをかき込んだ
そんな様子をみてヘソンは思った

”エリ、子供が出来るなら
俺とお前の子だろ？

なんでお前の完コピーJr.が
沢山生まれる想定なんだよ！？

それもいいけどな（笑）

逆に俺も　俺完コピーJr.が沢山できたら
エリにまとわりついて、
俺が入る余地ないかも？

いや、素直じゃない俺Jr.はエリになつかない？
それはそれでエリが嫉妬して面白そうだ”

ヘソンは含み笑いでエリックをみた

「ヘソン、何ニヤニヤしてんの？」

「秘密」

”こう言えば、エリックは俺から離れない。
今日は嫉妬dayになってもらおうかな？！”




おしまい


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毎度の事ながら、
文才ない私のお話、
ご覧いただきありがとうございましたヽ(^o^)丿

去年、チングのひよちゃんと
チアシード話から
このようなRS妄想話に展開し、
いつかアウトプットしようとおもってました。

飽きもせず
全てRS変換できるこの能力、
もっと別の事に活かせないかと思う
今日この頃であります・・・笑




1つ前のお話
【　No1 の男　】


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