Ricsung  story

【　ＢＤプレゼント　】

毎度、文章力ないくせにゴメンナサイ　Ｔ＿Ｔ

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↓↓↓

[31回]

「エリ、起きろっ」

「ヘソンさん、エリクさんお疲れ様でしたー」

仕事帰り。
車内で眠っていたエリックは
寝起きの体をギシギシと動かし、
温かい車内から
冷たい夜へ放り出された。

ヘソンとエリック、
同じ敷地のマンション。

二人同時に降ろされる。

「あ、エリックさん荷物荷物！」

マネージャーが車内から
大きな大きな袋をいくつも降ろしている。

「そんなに？」

「はぃ、愛されてる証拠です」

そう、今日はエリックの誕生日。
ペンからの大量の誕生日プレゼントだ。

「ヘソナー」

一人先に帰るヘソンを呼び止め、
状況を把握したヘソンは
”仕方ないな”と戻ってきた。

「重い」

「何だよ、お前１個じゃん」

「煩い！持ってやってんだから感謝しろ」

足早にエリックのマンション棟へ入る。

「ヘソンが俺んちくるのって初めてだよな」

「用事がないから」

「俺はいつでも大歓迎なのに」

他愛もない話、あっという間に
エリックの部屋の前

「ここ置いとくぞー」

荷物を降ろし、帰ろうとするヘソン

「寄ってけよ、俺、今日誕生日なんだし」

その言葉にしぶしぶ部屋へと上がる

ヘソンは自分の家と同じつくりなのに、
対称的な事にやや違和感をかんじつつ、
リビングのソファーに座った。

しばらくするとエリックがコーヒーを運んできた。

「おまたせ」

「なぁ、ヘソン。
俺、ヘソンからプレゼントもらってない」

「は？今日みんなでケーキ食っただろ？」

「アレじゃなくて、ヘソンからプレゼントが欲しい」

「無い」

「キスのプレゼントして？」

「何でそうなるんだよ！(-o-)」

「じゃーキスしていい？」

「は？」

「ヘソン公認でキスしたい」

「普通のキスだぞ」

プレゼントなんて用意してない。

そんな後ろめたさが
ヘソンにYESと言わせた。

エリックから視線をそらすヘソン。

ソファーに膝立ちし、
ヘソンの騎乗になるエリック

「近い！」

「じゃー目を閉じってて？」

エリックの渾身のキスがどんなものか
その時を待った。

エリックの手が頬に触れる。

さっきまで外気にさらされた冷たい手、
とっさに首をひっこめる

「あ、悪ィ」

「大丈夫」

目をつぶったまま答えるヘソン

エリックのもう片方の手は
首の後ろに添えられた

「ヘソン」

エリックが小さく囁く

きっと大きな瞳で見つめていると思うと、
ヘソンはドキドキと煩い鼓動を鎮めるのに集中した。

そしてヘソンの唇に
優しい温度の柔らかいエリックの唇が触れ、
小さく”チュッ”と音を立て、すぐに離れた。

約束通り　”普通のキス”

しかしヘソンは目を開ける事が出来なかった。

この普通のキスが
頬に
瞼に
耳に
首筋に・・・次々と降ってきたからだ。

動揺しつつも、
受けるだけのキスが
こんなに気持ちいいなんて。

”熱い”

そう感じた時、
エリックの手から伝わる体温も
冷たくは無かった。

「エリ、お前・・・」

エリックは慌てることなく、
ヘソンの耳元で答える
「１回とは言ってないだろ？」

”どうだ”と言わんばかりのエリックに対し・・・

「普通のキスばっかりすんな」

「！！！！」

首元に感じていたエリックが少し遠のいた

「ヘソン、俺見て？」

熱を帯びた瞼は意外と重い。

トロンとした瞳で視線を合わせると、
深いキスを受け入れる為に
ゆっくりと瞼を閉じた。











翌朝

ヘソンはエリックのベッド上、
エリックはベッドの下で眠らされていた。

ヘソンはベッドからムクっと起き上がり、
「帰る」と一言。

「あぁ」

お互い気恥ずかしさが先立ち
上手く話せない。

玄関へ向かったヘソンを
追いかけて見送る。

「ヘソナー、来年の誕生日もいいか？」

ドアノブに手を掛けたヘソンの行動が止まる。

「その前に俺の誕生日があるだろっ」

そう言ってヘソンは帰って行った。





おしまい。



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読んで頂き、
ありがとうございます。

ぎこちないけど、１歩進んだ二人です。

昨日色々出たが画像や動画、
みてるだけで妄想しすぎて忙しいです。笑

お話もネタもアッチに飛んだり
コッチに飛んだり・・・

とりあえず１つまとめてみました。

楽しいですねー。
かなり痛い人になってますが、
りくしょんは萌えますね。笑